2016年12月01日

薬物依存症とギャンブル依存症

歌手のASKAさんが再逮捕されましたね。

「薬物依存」と「ギャンブル依存」では、種類が少し違うのですが、私も依存症でしたのでなんとなく気持ちはわかります。

報道では、 ASKAさんは逮捕時、容疑否認をしているようで、周囲にも薬物を使用していないと言っていたようです。

もしかすると、ASKAさんは薬物依存している自分を「否認」して、再度薬物に手を染めてしまったのかもしれません。

「否認」とは、
「私は、いつでもやめることができるから大丈夫」
「あんなにハマっているヤツと自分は違う」
など、依存症である自分を「否認」し人とは違うと勘違いしてしまうことです。


私も、10年ほど前、パチンコで200万前後の借金を背負ってしまいました。

この借金は、恥ずかしい話、両親に返済してもらい、なんとか事なきを得たのですが、またもやパチンコで120万の借金を背負ってしまい、現在に至ります。

今もなのですが、私は基本的に楽天的というか、一晩寝ると悪いことを忘れてしまう性分なので、負けても深く考えずに、「まぁ大丈夫だろ」と考え、自分が「依存症」なんて、これっぽちも思っていませんでした。

200万前後借金が増えてしまったときは、さすがに焦りましたが、この時もまだ、依存症とは自覚はなく、「まずいなーー、どうやってパチンコで返済するかなーーーと考えていました」
どうしようもないですねw

そして、親に返済してもらった後、一度はパチンコをやめようと色々と試してみたのですが
ことごとく失敗し、
まさかの「もっと、上手にパチンコと向き合おう」と、謎の考えへと進みましたw

愚かにもほどがありますw

そして、120万の借金を作ったときにようやく気づきました。

「あ。俺。パチンコ依存症だ」と。

めちゃめちゃ遅いですw

やっとここで、本気で依存症の治療もしくは克服をしないといけないと強く思い、なんとか今、現在、1年半のパチ禁を成功させる事ができました。

まだ、今後、再発をしないとはいいきれないですが、

このように、「否認」をすればするほど、依存症の治療が遅れ、自分自身はたまた、周りの人まで不幸にしていまいます。

「否認」をせずに自分自身が「依存症」であることを認め治療をしていくことが重要かと思います。


私のような依存症の方が少しでも減ることを願っています。



 

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