2016年11月29日

債務者になってしまった経緯 その3

そして、パチンコ店のアルバイトをやめ、工場へ勤務することに。


この頃から、一人でも、パチンコ店に行くようになっていました。


そして、そのころ、初めて出会った「大花火」というスロット。

1回の大当たりで771枚コインが出るという 博打性が高い機種です。
(今までの機種だと、1回の大当たりで300枚前後)

お金に換算すると1万5千円分のコインがでてくるというものでした。

ふらっと、ひとりで入った、パチンコ店ですぐさま、2連荘。
あっという間に3万円の勝ち。

その帰り、ウキウキで前からほしかった洋服を買いに行きました。

今思えば、この辺からすごくギャンブル性の高い機種が増えていったなーーーと感じます。



工場には何故かなんだか、パチンコやら競馬が好きな方が多かったおかげで、昼飯のとき、飲み会のとき、何かあれば、パチンコやら、飲み屋の話で、知らず知らずのうちに、どっぷりとスロットにはまってしまいました。

このころは、借金まではしなかったのですが、給料はほぼスロットで消えてしまうという日々。

スロットで勝っても、すぐに遊びやら服、飲み代などに消えてしい、貯金などほぼしたことは無いという、ろくでもない日々でした。


そして、仕事にも慣れてきた、1,2年目のとき

私の人生を大きく狂わせたといっても過言ではない機種、あの有名な「獣王」と出会いました。

AT機と呼ばれる 爆裂機です。

この機種は、出玉こそ「大花火」よりは少ないのですが、一度 当たりだすと、1日中当たりっぱなし、でも当たらない時はとことん当たらない。という、とんでも機種でした。


仕事帰りに、予備知識も無しに、「新台だから打ってみるか・・」と座ってみると。
「え・・・いつ終わるの?」
 という、爆裂状態に。

結局閉店近くまで出っ放しの状態でした。


そして、次の日、私は、味を しめて、人生初の、朝イチでパチンコ屋に並ぶこという、安直な思考になり、私は朝がすごく弱かったのですが、ふっと目が覚め、ダッシュでパチンコ屋に向かうのでした・・・。


私が、並んだお店は結構ボロイお店で、10人ほどしか並んでないお店。

1人で並んでいると、常連の方が新参の私に、すぐに気づき、「君も獣王に並んでるの?」と聞かれるほど、お客さんの少ないお店でしたw

そして、その日もボチボチの快勝。

こうなってくると、「これは、毎日勝てるんじゃないか?」と淡い夢を見てしまうものですw

ただ、そんなに、調子のいい日が続くわけもなく、ここから私の地獄の借金人生が始まっていくのでした・・・ 。


続きます。 

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